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アイディアの宴

名もなき高校生がtwitter改として始めたブログ。

2年前、僕はガンになった。それを通して学んだこと。

ガン 骨肉腫 悪性リンパ腫 プライベート ためになる話 抗がん剤

みなさん、こんにちは。

今回は、僕が経験した骨肉腫という病気について書いていきたいと思います。

自分自身、思うことはたくさんありますが、

このブログを通して、同じ病気を患った方、そのほかのガンや病気に悩んでいる方の力になれればいいなと思い、書くことにしました。長くなるかもしれませんが、お付き合いください。

 

どこから話せばいいのかわからないので、まず大枠から語っていきます。

検査から退院までの道筋

  1.  左腕を上げようとした時に痛みを感じたため、整形外科を受診する。
  2. 詳しい検査のため大学病院へ
  3. 腫瘍は悪性と判断される
  4. 結果が出た次の日から、抗がん剤治療開始
  5. 全てのプロトコールを終了し、転移も見られなかったため退院

大枠としては、このような流れで進んでいきました。これから先は、自分の経験やアドバイスを踏まえて、より詳しく書いていこうと思います。

症状に気づくまで

僕が特に強調したいことがあります。それは、気になる痛みがあったらまず整形外科に行って欲しい。ということです。

理由は、僕の骨肉腫の発見が遅れたことにあります。

上には左腕をあげる時に痛みが出ると書きましたが、それは、入院する直前のことで、初めに感じていた症状は筋肉痛程度。接骨院に行ったらよくなるだろうと思い、2ヶ月ほど接骨院に通いました。

接骨院の先生には、左腕が筋肉痛っぽいんですよね。と説明しました。当然のことながら、レントゲンは取るはずもなく、電気を流したり、マッサージの治療を始めることになったのです。2ヶ月経っても痛みが消えなかったので、さすがにおかしいなと思い、整形外科を受診しました。先生の口から出た言葉は僕の想像をはるかに超えていました。

ここじゃ手に負えないから、詳しい検査は大学病院でやろう

あの時は、頭が真っ白になりました。次の瞬間には、不安と恐怖が同時に襲ってきて人生終わったな、と思ったのを覚えています。

 

抗がん剤治療について

僕の抗がん剤治療は突如として始まりました。腫瘍は一刻を争うような大きさになっていましたし、幸いにも転移はなかったため、そのうちに治療を始めるべきだと言われたからです。

一回目の抗がん剤治療の時は、想像を絶するものでした。吐き気、倦怠感、食欲不振はもちろんですが、常に点滴を流されている状態なので(抗がん剤の量は比較的少ないのですが、抗がん剤は体に毒です。なので、それを薄めるために大量の生理食塩水を点滴します。)トイレが近くなります。それにより、夜中もトイレに目を覚まし、ろくに眠れないという日々が続きました。

あの時はとにかく逃げ出したかったです。

 

しかし、一回目の治療を終え、自分の心境に変化が出てきます。このまま辛いと思って治療を続けていたら絶対に体がもたない。だったら思考を変えて、抗がん剤を攻略してやろう。このようにマインドシフトしていきました。

具体的に僕が、二回目の抗がん剤治療からやり始めたことを紹介します。

  • 治療中は辛くても横にならずに勉強をする

なぜこれをやり始めたのかと言うと、とにかく抗がん剤を意識しないためです。

抗がん剤をやっていても、普段と同じ振る舞いをしていると、意外と気にならないものです。これは、僕が保証します。

ただ、気にしないと言っても、完全には不可能です。僕の場合は、おしっこの色で抗がん剤をやっているんだと確認できました(抗がん剤には色がついてる場合が多いです。僕の場合、一つは赤く、もう一つは真っ黄色でした。なので、おしっこをすると普段と違う色で出てくるため絶対わかります。しかも、尿量を計らなくてはいけないので、カップに尿を出した後、自分で量を確認します。その際に、色も見る羽目になるということです。)

このように、抗がん剤をやっていることを自覚する場面は多々ありますが、そういう時は、大丈夫大丈夫と何回も心の中で唱えていました。それでは間に合わず、吐き気止めの点滴は何度もしましたが、意識してベットに横になっているのとでは、歴然としたさがありました。

  • 抗がん剤を見えないようにカバーをかけてもらう

 これについても、上と似たような理由からです。視覚から抗がん剤を確認できないようにするためです。何度も言いますが、抗がん剤を意識した時点で、気分が悪くなってきます。極力意識しないようにしてください。

抗がん剤にカバーをかけてもらうのは、看護師さんに言えばやってくれると思います。ポイントになるのは、抗がん剤が入っている袋だけでなく、繋がっている管にまでカバーをしてもらうことです。

とにかく、抗がん剤を視覚から排除しましょう。意識しちゃダメです。あくまでも普段通りを貫いてください。でも、本当に辛くなったら、休みましょう。僕もそうしていました。無理は禁物です。

 

ざっとこんな感じのことをやっていました。役に立つかは、わかりませんが参考程度になれば幸いです。

もっと知りたい方や質問がある方がいらっしゃったら、コメントでも、ツイッターからでもメッセージください。精一杯対応させていただきます。

 

初めての全身麻酔手術について

これについて自分が言えるのは、なんとかなるよってことです。

雰囲気だけさらっと書くと、まず集中治療室に入って、すげードクターXで見たまんまやん!って思った後に、術台に横にされて、マスクつけられて、ちょっと甘いような匂いがして、いつの間にかベットで目が覚めてます。

僕の場合は、目が覚めて30分くらいぼーっとした後、起き上がって歩けました。風邪気味の時に歩いてるような感覚です。

でも、目が覚めた後のことは個人差があるようなので、僕のは参考程度にしておいてください。実際にどんなことが起こるのかは、僕にもお医者さんにもわからないことだと思います。

ここで一番みなさんに伝えたいのは、怖くないよということ。麻酔科医の先生も主治医の先生も、看護師さんも、手術の時はみんなが自分のために全力で頑張ってくれています。不安になるのもわかりますが、みんなプロです。お互いに信頼し合えれば向かう所敵なし。これを忘れないで欲しいなと思います。

 

まとめ

 僕はガンという病を通して多くのことを学びました。1日の尊さ。命の重さ。自分を支えてくれる大切な仲間。

きっとガンになってなかったら、当たり前すぎて気づいていないと思います。ここまで読んでくれた皆さんも少し考えてください。当たり前に見えて、大切なものってたくさん転がっています。

この記事を通して、少しでも多くの人に、小さな幸せを感じて生活してもらえると嬉しいです。 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

ではまたd( ̄  ̄)